実母
ネットで青木さやかさんの記事を見ました。
お母様の最期の日々の事でした。
長年にわたる確執があり、話すことも辛かった中で
その日の目標を決めて訪ねていたとのこと。
最近は、世の中に毒親という言葉も浸透してきましたが、
子供は小さいうちはそんなことは分かりません。
誉められた事がない、傷つく言葉をなげられる、
それらはみな、子供の心には降り積もって根雪のようになります。
私と母もそんな関係です。
一人暮らしの母を訪ねる時には、
気合いをいれるというか、逆にネジを緩めるというか、
素のままでは行けないものがあります。
もう、長年の確執としか言えないものが存在します。
私もいい年になっているので、
いい加減大人になって優しくしてあげればいいのに、とも思います。
が、それもなかなか・・・
母とうまくやっていたら、
もっと早くに離婚して実家に戻っていたでしょう。
でも、実家に戻れば今度は母との息が詰まる生活が始まることがわかっていたので、
帰れませんでした。
仲が悪いとはいえ、
見捨てることもできず
何度腹がたって、捨て台詞で家を出ても
また何度も訪ねていく。
血のつながりとはなかなかなものです。
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