そうだ 鬼になればよかったんだ。
まだ小学生のころ。
6歳上の姉が毎月とっていた小さい雑誌に、大人の人向けの漫画が描いてありました。
大き目のコマに書かれたその漫画は、少し理解がしづらかったのですが、
最近、はっと思いだした一コマがありました。
ラストに一人女の人が、
般若の面をつけて、
「そうだ。鬼になればよかったんだ。」 とつぶやくのです。
下の息子が大学のために家を出てから、
夫婦がお互い避けるように生活して4年。
それでも何かしら心にひっかかるものがあったり、
経済的な不安もあったりで、離婚に振り切れないまま
暮らしていましたが、
そんな時に、このセリフを思い出しました。
ああ、そうなんだ。
あの女性の心理とはこうだったのか、と。
わかりません。本当のところは作者が何をいいたかったのか。
そのセリフがあってたかすらも。
でも、このセリフに後押しされたのは事実です。
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