Single. 60.

Try everything

子供の判断

今週息子が、新婚旅行でイタリアを含むヨーロッパに行くという知り合い。
以前からどうするんだろうとは思っていたけど、どうやら行くことにしたらしい。


その人は母親で、かなり心配していて、
やめてほしい。でも、母さんが言ったからやめた、ではなく、
自主的にやめてほしい、と。
本人たちにもかなり迫っている様子。


私もてっきりやめると思っていたから、
お?! 行くのね!
とは思った。


ただ、本人たちが行くというのであれば、それは仕方ないと思う。
自分の子供でもそれは変わらない自信がある。
子供たちも、きっと迷った末の決断だろうし、
二人で決めたのなら、それについて親がどーのこーの言える事はないと思っている。


親にできる事は
子供がやると決めた事は、そうか、と受け止め、
最悪を覚悟して祈るだけだと思っている。


あなたのためよ、と何か行う先々に心配し、やめさせようとする。
どうなんだろう。


「後悔は彼らのものだ。」
これは私が良く使う言葉だけれど、
「後悔するのはあんただからね。」とは意味合いが違う。


何かやって、成功すれば一番いい。
でも、失敗して、後悔するかもしれないが、本人にはそれすらも財産だ。
それを取り上げてしまうのはいけないと思う。


ま、今回は命がかかってるので、ちょっとちがうのかもしれないが、
それでも私は仕方ないと思う。
発生率、致死率、いろいろな情報があるし、
何を信じて何を気にするかは当人しだいだ。


私は金銭的援助はしない。できないとも言うが。
金も出さないが、口も出さない。のスタンスだ。
自己満足にすぎないが、以前息子が単独ヨーロッパに行ったときは
お茶断ちをした。
連絡がなかった時には頭がゆらゆらした。母親なんてそんなもんだと思う。


少年漫画に母親なんて出てこない。
出てきたって、食事のシーンくらいだ。
その程度でいいと思う。