Single. 60.

Try everything

そういう事だったんだ

実母とは確執としか呼べないものがある、
と以前書いたのですが。


このコロナ禍と、
私が庭仕事に目覚めた、ということとが重なって
母としょっちゅう顔を合わせるようになったのですが。


先日、私が爆発してしまい、
長年心に思っていたことをぶつけてしまいました。


母は、やはりショックだったようでした。
私も、その後は顔を合わせるのがつらかったです。


ただ、洗濯は実家でしないとだめなので、
また何事もなかったように行ったわけですが。


それ以降、私サイドとしては、
とても気が楽になったのです。


どうも私は自意識が強いので、
若い時に思ったようにできなかったことを母のせいにしていたと思います。
あのとき母に反対されていなければ私は今ごろは成功していたんだ、というような。


それと、どうもいいかっこしいで、
母に言われたことを完璧にこなせないといけない、と縛られていた、ような。


私は頭がいいはずだから、母親のいやなことにも、反発せずに
わかってあげなければ、というような。


で、口に出して反発はできないから、黙ってしまい、無視をする、ような。


ああ すいません。上手に言えません。


でも、今回、ぶちまけたことで、


ああ、私はたいしたモノではないな、と。
何もかもわかっているわけではないし、
私が何か言ったところで、それが大地を変えるわけではないし。


と、コトンと何かがひっくり返ったと思います。


変な話ですが、
あれ以降、何で恨んでいたのか、その感覚がちょっと思い出せないんです。


母には、その時その時に思ったことを言えるようになりました。
でも、その後にはまた会話ができる。
自分にこもったりしなくても、その場で呼吸ができる。


ちょっと 楽ちんです。
コロナでよいことがあったとすれば、これかな。


あ、でも母サイドがどう思ってるかはわかりませんが。